釣りの醍醐味といえば、新鮮な魚を思う存分味わえるということ。
今回はガチで美味い釣り魚をランキング形式で6種ご紹介。
うまい魚ランキング第6位 ソーダガツオ
夏になると沖や陸っぱりで釣れてくるソーダガツオ。
マルソウダとヒラソウダの二種がいる。
サバに似たフォルムをしているが、サバよりメタリックでかっこいい。
目は奈落の底のように真っ黒で闇が深そう。
スーパーではあまり見かけない魚だがそれには理由があり、鮮度が落ちるとヒスタミンが増殖し、ヒスタミン中毒になる可能性が高まるためあまり流通していない。
しかしその味は激ウマ。
カツオ類そのものの味わいであり、刺し身で味わうと思わず唸る旨さだ。
ただ先述の通りヒスタミン中毒のリスクがあるため、鮮度維持に注意を払いつつその日のうちに食すのがベター。
うまい魚ランキング第5位 サバ
釣りをしていると割と頻繁にお目にかかるサバ。
針にかかるとめちゃくちゃ暴れてオマツリの原因になるため船釣りでは嫌われる事が多く、あまり価値のある魚とは見なされていないが、味は全魚種の中でもトップクラスに良い。
一般的に脂のノリの悪いサバはまずいとされているが、そういうサバが釣れたときはぜひ酢に漬けてシメ鯖を試してほしい。
シメ鯖にする場合、脂がたっぷり乗った鯖よりもむしろ脂控えめな鯖の方が旨く仕上がるのだ。
また、様々なサイズが釣れるのも鯖の特徴。
以下にサイズ別のオススメ調理法を記載するので参考にしてほしい。
サバ(大) | シメ鯖、味噌煮 |
サバ(中) | シメ鯖、塩焼き |
サバ(小) | 唐揚げ |
シメ鯖にする場合はアニサキス対策が必要。
自分の場合はこれで一度もアニサキス症にはかかったことがない。
特に冷凍は有効なのでぜひ行おう。短時間ではアニサキスが死滅しないので注意。
うまい魚ランキング第4位 ヒラメ
高級魚のヒラメ。店で食べようとしたらかなりの出費になるが、釣りならば食べ放題だ。
ムニエル、煮付けなどが定番だが、やはり新鮮な釣りビラメは刺し身で味わってほしい。
二晩寝かせた極上のヒラメの刺身を丼に山盛りにしてヒラメ丼を食べれば、もはやこの世に未練はなくなることだろう。成仏まちがいなし。
うまい魚ランキング第3位 キンメダイ
冬の深場釣りのメインターゲット、キンメダイ。
恐るべき高級魚で、新鮮なものを一匹買おうとすれば数千円は覚悟しないといけないが、釣りならば食べ放題だ。
しかも夜明けの深場釣りであればこのキンメがガンガン釣れるのでもう笑いが止まらない。
食べるならやはりキンメの煮付けが定番だが、ここはぜひしゃぶしゃぶを試してほしい。
たった数切れの刺し身でさえ1000円近く取られるキンメダイをこれでもかとしゃぶしゃぶでいただくと、もうそれだけで自分の人生は成功だったと感じられる。
成仏したければキンメを釣ろう。
うまい魚ランキング第2位 タチウオ
うまい魚の話をするときに太刀魚(タチウオ)が話題に出ないことはないだろう。
それくらいうまい魚として釣り人に浸透しているのがこのタチウオだ。
特に東京湾で釣りをしている人ならば夏から冬までのタチウオ釣りに熱心になる人も多いのではないだろうか。
タチウオはもう、煮ても焼いても揚げても生で食してもとにかくなんでも美味い。
調理法によらず、どんな料理にしても濃厚な旨味を楽しめる抜群の食材だ。
そんな中でオススメなのはやはり刺し身。
新鮮なタチウオを皮ごと刺し身でいただくと、コリコリとした食感に濃厚な脂の旨味が口の中に広がり、成仏しかける。
輪廻転生から解脱したい人にもオススメな美味い魚だ。
うまい魚ランキング第1位 サワラ
東京湾での釣りで、最も極上なターゲットといえばサワラだろう。
毎年秋になると脂まみれになって回遊してくるサワラは、筆舌に尽くしがたい最高の食味を持つ。
捌くと、真っ白な身が姿を現し、包丁を入れるとすっと溶けるように切れていく。
柔らかくて脂のノリまくったサワラをいただくのが東京湾アングラー毎年の楽しみである。
もしサワラを食べるならぜひしゃぶしゃぶを試してほしい。
しゃぶしゃぶの話ばかりしてすまない。
しかし、皮ごと大きな切身にしたサワラを、アラで出汁をとったスープにさっとくぐらせてポン酢で頬張ると、もう昇天しかけること間違いなし。
これを食べるたび、私は毎年成仏している。
ぜひ試してみてほしい!
うまい魚ランキング6選
以上が釣って嬉しいうまい魚ランキング6選だ。
ちなみにまずい魚のランキングはこちらにまとめたので参考にしてほしい。