今回食すのはこちら、日清カップヌードル 鶏白湯 ビッグ。
ドンキで叩き売られていたので買ってみました。ちなみに私、ラーメンでは鶏白湯が一番好きで、鶏白湯風呂があるなら入りたいくらいの鶏白湯マニア。
公式情報によると、
・鶏白湯に野菜を溶かし込んだスープ
・ポタージュっぽいとろみのあるスープ
・別添えの香味油を加えて楽しむ
らしいです。家庭で鶏白湯の美味さが楽しめるなら最高ですね。期待。
こちらがその香味油。
「罪深い濃さ!こってり」
いいですね、ワクワクします。鶏白湯はやっぱりこってりじゃないと。
中身はこんな感じ。かやくはたまご、ネギ、謎肉のカップヌードル定番仕様です。エビが入ってないか。
さていただきま……んん?
美味くない
いや、まずくはないんだけど、なんだこれ、鶏白湯らしさがまったくない。
一応鶏っぽい味はするんですね。でもこれ、鶏ガラスープの素の味って言ったら伝わるかな。
強引に鶏風味を付けたという感じで、鶏白湯独特のあの濃厚で奥深い鶏の味、骨髄がスープに溶け出してできるあの旨味がまったく感じられない。
そう思ってラベルを見てみると……
スープ(豚脂、チキン調味料)
あっ(察し)
鶏油じゃないんだ。
チキン調味料というのがやっぱり自分が感じた鶏ガラスープの素感の正体なんでしょうけど、鶏油が使われて無くて代わりにラードが入ってるんですね。
そりゃ鶏白湯の味しないわけだ……
さらにポタージュのようなとろみとありましたけど、これも違和感がありました。
たしかにとろみはあるんですけど、なんというかすごい不自然なとろみ。
鶏白湯のとろみって、天下一品のらーめんみたいに、鶏の骨を極限まで煮詰めた結果のとろみなわけじゃないですか。
でもこれはまったくそれとは違って、ただとろっとしてるだけの印象で、旨味がとろみに無いんですね。
原材料に加工でん粉とあるので、それでとろみ付けをしただけなのかもしれません。
まあ確かにたかが200円程度で鶏白湯ラーメンを再現するのは難しいと思うんですよ、それを求めてもいけない気もします。
でもさすがに鶏白湯と謳っているからにはその片鱗だけでも感じられるお味だと良かったんだけど……
鶏白湯とは別物過ぎて残念でした。ドンキで叩き売られていたのはそういうことなんでしょう。
ちなみに白い謎肉が入っていました。
鶏肉ベースなのか……?大豆肉な気もするけど。
オールエンタメのびしんでは素直なレビューを心がけております。
ではまた。