皆さんはこの世界で普遍的な存在はなんだと思いますか?それは醤油です。
茨城は土浦駅の駅ビルにて妙にオシャンティな醤油が売られていることに目が止まりました。
へー、地酒ならぬ地醤油か、でもこういうのってやたら高いの・・・400円!?
安い
結構大きめのガラス瓶いっぱいに入っていたのでもっとするかと思っていたのですが値札を見て驚愕。
私はあまりの驚きにおしっこちびりながらレジのお姉さんへこの醤油を買い求めたのでした。
いいから味はどうなんだと
柴沼醤油醸造という土浦のメーカーさんが作られているようです。
創業元禄元年ということは、私が生まれるより前ですね。
元禄元年とは1688年ですから、織田信長がやんちゃしてたころからだいたい100年後ということになります。
良い例えがありませんでした。
ちなみに醸造所の名前は柴沼ですが、商品名は紫峰(しほう)です。
柴と紫。わかりますか?うっかりしばみねの滴とか言ってしまいそうになりますよね。
こういうトラップをナチャラルに仕掛けてくるのが茨城県民なんですね。違うと思います。
単に筑波山の別名が紫峰ってことですね。
成分表はこのような形。
注目すべきは塩分かと思いますが、キッコーマンのいつものあいつが15mlあたり食塩2.4gです。
こちらは100mlで17gですので、15mlに換算し直すと2.55gということになります。やや塩分は高めですね。
さてお味を試してびっくり。
キッコーマンのあいつとはまた全然違いますね。
醤油なんて正直変わらんだろうとたかをくくっていたのですが、まるで違う。
口に運んだ第一印象は「爽やかだな」でした。
決して薄味なわけではないのですが、醤油の香りが鼻をすっと抜けて、そのあとにほのかな酸味が心地よいんです。これが生の醤油の特徴なんですね。
そして少し強めの塩味。これは料理に使うよりも、刺し身などに使うとこの醤油の良さを活かせるのではと思いました。
大豆と小麦と塩以外の素材を使っていないと公式サイトに書かれていましたので、このすっきりとした味わいは素材のシンプルさによるものなのかもしれません。
地醤油って言葉があるのかはわかりませんが、ご当地の醤油を試すのもとても面白いものですね。
満足な一品と出会えました。
現場からは以上です。