ヨドバシ・ドット・コムの2021年年始のセールにて怪しげなヘッドフォンが激安(BOSE基準)で販売されていた。
うおお何だこれ、BOSEの公式サイトにこんなもの載ってないぞ。
しかし、このキャプチャでは価格は¥27,550となっているが、私が購入したときはセールにて¥19,000(さらにポイント10%)となっており、BOSEのノイキャンヘッドフォンとしては破格ともいえる価格だったので私は神速にてカートへ突っ込んだのだ。
改めてBOSE公式でノイキャン商品のラインナップを見てみよう。
やっぱりBose Noise Cancelling wireless headphonesなどという商品はBOSEの公式ラインナップに存在していない。
一体何者なのか。なんだか怖い。
届いた
ハラハラしながら梱包を解くと、パッケージにもBose Noise Cancelling wireless headphonesと書かれている。
だからお前は何者なんだ。
いかにも私はBOSEですが何かみたいな面をしているが、こいつは公式に載っていない謎商品である。
おや、説明書のようすが・・・?
ドキドキしながら開封作業を進めていたのだが、説明書に普通に正体が書いてあった。
お前やっぱQuietComfort 35じゃん!!
2021年5月現在、BOSE QuietComfortシリーズの最新はQuiet Comfort 35 wireless headphones IIであり、今回はその一世代前のモデルということになる。
なんで名前を変えたのだろうか、紛らわしかったからか? とにかく、市場相場としては¥25,000以上はする品がポイント勘案して実質¥18,000程度で買えたわけだからお得だったといえよう。なんだか安心した。
それで性能はどうなのか
それでは気になるQuiet Comfort 35 wireless headphones(第一世代)の性能を第二世代と比較しながら確認してみよう。
第一世代 | 第二世代 | |
重量 | 240g | 234g |
連続再生時間 | 20時間 | 20時間 |
充電時間 | 2.25時間 | 2.10時間 |
Googleアシスタント対応 | 無 | あり |
うん、ほぼ変わらない。
音質も第一世代と第二世代では基本的に変化がないというから、Googleアシスタント対応にどれだけの価値を見出すかという話になりそうだ。
あとはカタクチイワシ一匹分くらい軽くなったことに喜べるかどうかだろう。
実際に聴いてみよう
早速装着し、You Tubeにてヴァイキング音楽を再生しズンズンズンドコしてみる。
まず、低音。BOSEにしては低音が控えめのようにも思えるが、非常に心地よく伸びのある低音だと感じる。
ヴァイキング音楽の太鼓の音(謎)も実にクリアに耳に響き、すかっと抜けていくような印象だ。
そして中高音についても非常にバランス良くまとまっているように感じる。よくBOSEの音は人工的な作られた音だと評されることがあるが、そのような耳の肥えた人ならばともかく、私のようなヴァイキングの太鼓の音が気持ちいーぞーという程度のNOOBには、「数万円する高いヘッドフォンのいい音。BOSEならではの良質な低音」が幸福感と共に心を満たしてくれるのである。
買ったよかった一品。
ちなみにヴァイキング音楽ってなによって人はこちらを聴いてね。これを聴いて一緒にズンドコしよう。
現場からは以上です。