男も三十代に入ると、カレーが作りたくなりますよね。
しかも普通のカレーではなくて、カサゴがたっぷり入ったやつなんかを作る人が多いと思います。
そう思うと予感していましたので、ここにレシピを載せておきますね。
カサゴたっぷりフィッシュカレー。
そう、カサゴニックカレーです。
その作り方を本邦初公開!
まずカサゴを釣ります
海で釣ります。堤防付近のテトラ帯がおすすめですが、船からテトラを強襲するというハンニバル・バルカもびっくりな荒業もあります。
料理開始
その他必要な材料はこんな感じです。
ナンプラー、ホールトマト、カレー粉です。
カレー粉はいわゆるルゥではなくスパイスのみで作られた物を使用します。ここではGABANのカレー粉です。
そしていつもの野菜共です。それとバター。
フライパンにオリーブ油をたっぷり(たっぷり)敷いたら、火を入れます。
私は鍋は使わず大抵の料理はフライパンで済ませます。
そしたら野菜を適当に切って適当に炒めます。玉ねぎがいい色になったらしばらく放置しときます。
さてここからが本番だ
雲行きが怪しくなってきたぞと思ったね?
ここからがカサゴニックカレーたる所以。
まずは身を取ったカサゴのあらに熱湯をぶっかけて浄化します。臭いを取るのです。
そしたら・・・
ワクワクしてきたね。
何をやってるのかっつーと牛乳で煮てます。
ぐつぐつぐつぐつ一時間くらい煮ましょうか。
カサゴから煮でた油で牛乳に黄色みがさすまで煮て煮て煮つくします。
あと、先程私は鍋を使わないと言いましたが、あれは嘘だ。
さて、気が晴れるまで煮込んだら、ザルを使ってあらを取り出します。
そしたらカサゴだしの入った牛乳だけが残りますね。
そこへ先程の野菜たち、カサゴの身、ホールトマトを満を持してをぶちこむのです。
あ、なんかちょっとイタリアンじゃない?
いいんじゃない? トゥメイトゥ! ケツアナニーア!
ここでようやくカレー粉の出番です。少しずつ入れて濃度を調整しましょう。
次によくある市販のカレールゥを入れます。入れるんかい!って思うかもしれませんが、多少は入れないとスパイス100%のカレーはやばいほど辛いです。汗が滝のように出て胃が死にます。
カレールゥをいれるほどマイルドになりますが、入れすぎるといつものカレーの味になってしまいあえて作った意味がなくなってしまいます。バランスが大事。おすすめはカレー粉7:カレールゥ3。
最後に塩とナンプラーで味をつけます。これも少しずつ味見をしながら調節が大事です。
これで出来上がり!
完成
カレー作る時いつも思うんですけどね。
カレーって最終的にその過程を全てふっ飛ばしてこの見た目に着地しますよね結局。
逆に言えば過程でどれだけ失敗しても最終的にこうなるんだから問題ないって説もありますね。
諸行無常っていうのかな。
ともかくこれでカサゴのだしがこれでもかときいたカサゴニックカレーの完成です!!
さあ、たっぷりといただきましょう。
・・・
うん・・・
なんか特別にうまいってわけじゃないかなって思った
カサゴニックカレー
材料 | 量 |
カサゴ | 気の済むだけ |
たまねぎ | たくさん |
にんにく | 気の済むだけ |
バター | ひとかけら |
牛乳 | 1リットルくらい |
ホールトマト | 1缶 |
カレー粉 | いい感じで |
カレールゥ | 体感で2かけらくらい。いれすぎ注意。 |
ナンプラー | いい感じで |
塩 | いい感じで |