モデルチェンジするたびに高価になっていくGoPro。最新機種のHERO11なら7万円以上する。
一方Amazonなどで見かける中華製格安アクションカメラは数千円。GoProの代替になるならいいのだが・・・果たして性能はどうだろう。
実際に検証してみた。
GoProの撮影映像
機種は最新のGoPro HERO11。タンス預金を降ろして買った。
比較的透明度の高い海で釣り竿からぶら下げて水中を撮影してみた。
さすがにGoProといった感じ。特別な調整をしなくてもきちんと見れる映像に仕上がっている。
比較的遠くまで写っているのと、手前の魚は魚種まで判別できるほど精細に記録できている。
格安アクションカメラ(Surfola SF230)の撮影映像
Surfola SF230はAmazonで定価7000円程度で売られている格安中華アクションカメラだ。
4K撮影にも対応し、水深30Mまで撮影可能という触れ込み。
果たしてその実力はいかがだろうか。
全体的に映像が暗く、遠くまで見通せない。
ごく近くの魚については判別可能なように撮影できているが、距離があると何の魚が見分けることは難しい。
映像の白味も強く、4Kという割に画質が荒い。
それと一番大きな点は写真では伝わらないだろうが、映像の揺れの強さ。
自動できちんと補正されて不快な揺れが軽減されるGoProと違い、こっちの格安アクションカメラは終始ガックガクでこれには困った。
キャプチャで切り出すとそうでもないが、実際の映像は揺れまくっているので動画として利用できそうなシーンは非常に少ない撮れ高となった。
格安アクションカメラはGoProの代替になるのか 検証結果
結論からいって、厳しいと言わざる得ない。
性能は雲泥の差で、比較にならないとはこのことだ。
まあ価格が10倍ほど違うので当たり前なのだが・・・。
しかし、条件を限定すれば代替可能だと感じられる部分もあった。
その条件とは、
この3つが必須条件になるだろう。
つまり、清流の底でカメラを固定し、アユやイワナを撮るような撮影でならば代替可能だと結論付けた。
GoProで水中撮影するなら
釣り竿に固定するマウントが必要になる。
その他釣り動画で必要なアクセサリについてはこちらの記事で解説しているので参考にしてほしい。
また、GoPro HERO11で水中を撮影した動画も配信しているのでこちらもぜひほしい。